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限界集落あるある

限界集落あるある

ユニック車に来てもらい、産廃が随分と減った日。

まあまあな気色のわるい嫌がらせを受けたので自治会には入っていないし、以後、入ることはないと書いて出した。
手伝いがてら草を抜いている斜め向かいだけ除草剤、こちらがどうにかして欲しい場所は何もせず、雑草を抑える為と虫除けに植えたものだけ刈り取られていた。わざわざ「そこ」だけ。
共用の水の溜池があるけれど下から水は出ていて当初は水を抜いて掃除もしていた。けれども住んでいない元住人がやってきては、溜め池に流れ込む方の水に顔を突っ込んで飲む、当然ながら唾液や汗も飛び散る。ひどい場合だと長靴をそのまま溜め池に突っ込んで洗う。他の人は大体下で使っているし、子供なども飲んでいたりするので「そこからは飲まない方がいい」と止めてきたが、高齢者は話を聞かない。

「自分は唾も吐くし痰も吐くし、立ちションもする」

指摘すると怒りながらあれこれと捲し立ててきたが、軽犯罪ですからという前に公共の場と言いながらもう既に私物化ではないですか、と言いはしたが、これで自分のところで井戸を掘ると言えばまた面倒なことになりそうで、戦後の駅のホームみたいに痰つぼを家の前に置いておけばいいし、簡易トイレみたいなものをトラックに積んでおけばいい。その経緯で、まあまあ分かりやすい嫌がらせが始まった。
住人を見下したことを大声で屋内の本人に聞こえるように平気で言う、それに対して本人に直接それを言えばどうですかといえば次は親戚の文句を言う、もうどうしようもない。関わらないようにしているけれどもどうやら思い通りにならないと気が済まないらしい。もう固まってしまっているので変化することもないだろう。

自分の家の隙間に草が生えているのは放置で、その始末ばかりしているがそれはそれで文句を言う。何をどうすれば満足なのか、今日はさすがにうんざりとした。自治会の草刈りどころの話ではないし、このような関係性で成り立つわけがない。

過去に住んでいた場所は数人で高齢の偉いさん方が数人でぞろぞろとやってきた。助け合い、助け合いと繰り返すので「助け合いと馴れ合いは本質的に違いますよ」と返したが発言の意味が分かっておらず、もういいと返ってきたはいいが次は五十代くらいの中堅くらいの位置の人がやってきた。こちらの言わんとしていることは理解してくれていたし、このままでは自治会は良くはならないと思っていて子供も染まらせるわけにはいかないので外に出していると、結局その人が最終的に謝ってきて泣いていた。このままでは駄目なんです、と何度も繰り返しているその姿と都合の悪いことはそういうポジションの人にやらせることに無性に腹が立ったのは今でも覚えている。ああいう人が仕切ってくれていたら健全な自治会になっていただろう、自分はそう感じている。

こちらはこちらでとばっちりでよくないと分かりつつも事勿れで波風が立たぬようにしたい人間と、よくないものを迎合すればろくなことがないのでさっさと変えればいいという人間と、どんぱちやる羽目になり、結局はこの嫌がらせで村八分になろうが迎合しないと意見が一致した。飲酒運転をさせないよう署名もそろそろやるかと話し合っている。

どこの田舎にもだいたいいるのは分かっているけど、なんだかなあ、といった気分の日。

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