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家畜と愛玩

家畜と愛玩

グリーンのカーペットは獣が来るとすぐに分かる。犬や猫と同じように排泄されたあとはこのような状態になる。

家畜と愛玩の差について。
犬組合の人が来たいとちらほら聞かれるけれども、田舎は特に愛玩と家畜の差が目立つし曖昧で、放し飼いか閉じ込めているか、これまでの地域でも冬も大雪の積もる日に屋外に繋ぎっ放しだったり仔犬や仔猫が生まれたけど育てられないから捨てたとか、猫も野良かと思いきや放し飼い。家族と思って育てている人にはなかなかストレスフルだったりする。街だと保護されるのも早いが、ここの地域はこういう辺りも一応は聞いてきた人に伝えている。大半は怒っているけれど、まあそりゃそうなるよなとしか言えない。昔の感覚だと家畜に近くて愛玩なんて感覚は分からないだろうし、あれはあれで癒しという仕事をしているのだよと個人的には思っている。この辺、結構みんなが目を丸くする。田舎だと余計に目立つというのもあるだろうな。雑感ではあるけれどもこの地域に法律は存在していない。

これは地域の面倒な高齢者も言ってはいるが、それは面倒だからスルーとしてもここを訪れようとしている人から質問された件。ドッグカフェの申請は恐らくしておらずその設備も整っていないが犬が同伴できてしまう。訓練所では長く世話になったが聴導犬や盲導犬でもない。それがドッグランを作るとか、ほぼ飼育放棄に近い状態の犬を連れてくるとか何を考えているのか、怪我のトラブルが起きたら責任が持てるのか、訳がわからなさすぎてそんな話を犬を飼っている人たちとぼそぼそと話していた。
そのあまり自分が好ましく思わない何かを飼っている人界隈から「めちゃくちゃお金かかりますよね」と言われるのが本当にしんどい。当然じゃないか、生命に責任を持つというのはそういうことだよ、と返すのも飽きてきて近頃は黙っている。

ハッシュタグの保護も好きではないしいちいち言わなくていいとは思ってはいるが、飼うことそのものがエゴだから仕方ないと割り切っている昨今。

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