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リノベーションと環境

リノベーションと環境

リノベーションがムーブメントになるすこし前から数十年ほどリノベーションし続けている。初めは何が何やら分からず職人の作業を見て覚えたり、それでも都会でのリノベーションは粉塵や動物の死骸が屋根裏にも床下にもあって、隣の家と密だったりするものだから音の問題もあり冷や冷やしながら作業していた。4トンのコンテナに来てもらい上からひたすら産廃を放り込み、そこでやっとの始まるリノベーション。

先日、田舎とリノベーションの相性はよくないのかもしれないと、あるリノベーション中の建物の付近を見てふと思った。ごみが空き地に放り出されたまま、中途半端に古い建物はアスベストの問題もあり問題になっていた期間外でもどんな素材にも微量のアスベストは確実に含まれているのだけれど「なんだかなあ」という気分で通り過ぎている。どんどん草藪に覆われて何処にごみがあるのか分からなくなってきた。

別に環境活動家でもないが自分たちの手でなるべくやりあるものを使うという環境に良いというイメージのリノベーション、果たしてどうなのだろうと数十年が経過し、今もぼやぼや考える。



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