
低木の挿し木をして9割は成功し、難易度の高めの草花の種子もいつもの10倍は収穫できた。配置が良くないものは移植して二つ目の実験場で一年でどれくらい整うか試してみる。とにかく何でもよく育つどころか2倍の丈と花つき、土が良い。シルフィウムのモーリーが、もうじき咲きそう。
「秋はかめむし」
「何故に枕草子みたいに季語にした」
と、カメムシが入ってこなくなったという話からのくだらない遣り取り。
夕日のさして、山のはいと近うなりたるに、かめむしの、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、差し入るさへ、つれなしけり。
まいて、かめむしなどの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。な、わけがなかろう。
とにかく今日は水分を摂り汗を出せるだけ出して毒ぬき。夜には熱も下がっていてひと安心。しかし蝉も蚊も35℃を超えると熱中症で死ぬと、人と変わらないものだなと妙な知識を得た日。